会長挨拶

第49回日本心血管インターベンション治療学会 東北地方会
会 長 遠藤 秀晃
(岩手県立中央病院 循環器内科長)

このたび第49回日本心血管インターベンション治療学会東北地方会の会長を務めることになりました遠藤秀晃と申します。今回はWeb開催とし、会期は令和3年1月30日(土)にライブ配信、2月6日(土)までオンデマンド配信を予定しております。
 さて、今年も9月を迎えいまだ新型コロナウィルス禍の真っただ中ではありますがお変わりなくお過ごしでしょうか。医療業界も深刻な影響を受け、かつ根本的な対処もできず、将来的な見通しも全く立たない状況です。診療に、またマネージメントに大変なご苦労をなさっている先生もいらっしゃることと思います。本学会も6月のCVIT2020(仙台)の総会に続き、7月の地方会が延期を余儀なくされるなど深刻な影響を受けています。しかし、このような制限のかかる状況の中でありますが、教育、学習、研究発表の場を維持すべく、日本循環器学会をはじめ多くの学会が知恵を絞りその機会を設けています。まさに“制約の中にこそ新しい創造がうまれる”という格言が思い浮かびます。
 2021年1月のCVIT地方会について開催か可能かどうか判断しかねておりましたが、東北支部長小松先生のご許可を頂き、web上にて開催させて頂くこととなりました。このような形式は願わくば最初で最後であってほしいものですが、新たなスタイルを“創造”すべく大会当日まで頑張っていきたいと存じます。本会の原点である症例を持ち寄ってdiscussionするというコンセプトがどこまで実現できるか試練ではあります。開催にあたり会員の先生方のご協力とご賢察をお願いし、大会挨拶とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。


令和二年九月 吉日